吹奏楽の旅 福島正紀、恩師との思い出 番外編in中学・高校編その11
コンクールは敗戦し、落ち込んでいる暇はなかった。落ち込むどころか、部活内の結束はより強固なものとなった。
もちろん、それは三年生が引退する文化祭の練習だ。
実はコンクール前に、自由曲の候補が二つあった。
「メキシコの祭」
「歌劇サムソンとデリラからバッカナーレ」
コンクールまえかなり意見がわれたが、Z先生のご意向も強く「メキシコの祭」になった。しかし、文化祭のメインは「バッカナーレ」に決定した。
ご存知の方も多いと思うが、なかなか熱い曲。本番の文化祭は大成功で運動部、文化部かかわりなく、賞賛の拍手喝さいだった。
・・・そして、三年生は引退した。
最後を見送ったあと、先輩に感謝する、泣けてくる。
これからは、一、二年生で四月の新入生入部まで組織を改革。勢いはあったものの、実際三年生は名プレイヤーの集まりで人員もおおかったので、その分、組織は弱体化した。
そんな中、私は部長になった。おのれの実力を高めることだけに没頭し、組織にはリーダーシップを発揮できなく厳しかった。
ちょうどコノころあたりから、顧問のZ先生との、「大きな溝」ができはじめた。
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